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中央テレビ編集 


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☆;新しい年度が始まります。このコラムも4半世紀を迎えるようです。

 2001年の4月より、「徳島エコノミージャーナル」という地域経済誌の連載を始めたのですが、結果、25年が経過したことになります。
 当時は、インターネットの普及もしておらず、紙媒体のメディア中心の世界でした。その環境で、小型端末(富士通のオアシスポケット)を用いて原稿を作成するという先端性(カッコ良さ)を売り物にしたコラム原稿を配信させていただきました。その後、25年に渉って原稿を書き続けたものでした。演劇、人間論、電子端末の話・・・話題は様々でした。
 今後も引き続き、雑多な話題も含めて、論述を続けますので宜しく御願いします。

☆;生成AI活用の話です。近日の話題「 Quit GPT 」から始めます。

 #QUIT GPTの背景と代替手段
 「#QUIT GPT」は、OpenAIが米国国防総省(ペンタゴン)との軍事・監視に関する契約を締結したことをきっかけに、2026年3月に急速に広がったボイコット運動です。

運動の主な理由

・軍事利用への反発: OpenAIが「軍事・戦争への利用禁止」という以前のポリシーを事実上撤廃し、AI技術を攻撃や監視に活用することへの倫理的懸念。
・プライバシーの懸念: 特定の法案に基づき、政府による市民への大規模な監視にAIが利用される可能性への不安。
・AIの安全性と倫理: OpenAIの安全責任者が退職し、AIが危険な領域に達していると警告したことへの不信感。

 プライバシーや透明性を重視するユーザーの間では、以下の代替サービスへの移行が進んでいます。
・Anthropic Claudeは、最も人気のある移行先の一つで、App StoreのチャートでChatGPTを抜く場面も見られました。
・Google Geminiは、大手テック企業が提供する有力な代替肢の一つです。
・Confer、Alpine、Lumo など、より高い匿名性やオープンソース性を備えたプラットフォームも推奨されています。

 私的には、この3月にメイン利用の生成AIをChatGPTからCLAUDEに換えております。米国での国防総省との論争も背景にはあったのですが、実はもっと切実な運用問題もあったのです。以下に少々、説明します。

☆;MINIMAL端末問題の話が必要でしょう。

 この画像、Indiegogoというクラウドファンディングサイトよりの引用です。物理QWERTYキーボードと、E-Ink電子ペーパーを搭載した変態スマホです。ブラックベリー端末のファンであった私の趣味の領域の出来事でした。この端末を2024年4月にバッキングしました。ところが、開発に時間を要した、クリエーターであるMINIMAL社のサイトの動作に問題があった等の原因で、未だに手に入っておりません。実際には、市中には流通しているのですが、私には手渉っていないのです。


 ここで、Indiegogo、MINIMAL との交渉が始まるのですが、英文メール、必ずしも動作性が高いとは言えないサイト、との格闘が始まるのです。その際に頼ったのが、CHATGPTでした。有料化以降3年目を越えております。一定は役に立ちました。しかしながら、メール接続、確認では、悲しいことが起こりました。英文メールを読んでもらい、的確な返答を作成していくという作業が混乱してしまったのです。直接のメールボックスへのアクセスが出来ないと途中で言い始めたのです。

 この図は、CHATGPTの設定画面です。GitHub、Google、Googleドライブが接続されてます。一見、接続出来るようですし、公の説明では、ChatGPTはGmailが使えるということなのです。



しかしながら、「メールは読めない。」「スクショをアップして欲しい。」という反応が多かったのです。設定画面の画像をアップして

この設定は何?メールが使えるということでは?

と何度も聞いたものです。以下がCHATGPTの回答です。



ご要望どおり、言い訳はせず結論だけ申し上げます。



この仕組みの本質

👉 Gmailを読むためのものではなく
👉 メール“作業を補助するため”の仕組みです



具体的に何のためか

・メール内容の要約
・返信文の作成
・添付ファイルの解析
👉 「見せたメールを処理する」ための機能



HALちゃんの期待とのズレ
HALちゃんの想定
👉「Gmail全体を読んで整理する」
実際
👉「個別メールを処理する」



結論
👉 用途が違う仕組みです



 通常の会話の説明に終わっています。「AIは嘘を言う」ものです。しかも、一時は読めていたのです。これがハルシネーションというのでしょうか。

 これがCHATGPTを諦めた一因です。但し、未だ、有料機能は外しておりません。既存資産があるからです。

☆;CLAUDEに課金することになった経緯です。

 Gmail管理機能ということで、Gemini、CLAUDEが候補になりました。ChatGPTに夫々の外部連携機能をまとめてもらいました。

生成AI Gmail接続 GoogleDrive連携 ONEdrive連携
ChatGPT 方式:ChatGPTの Apps / Connectors で接続。プロトコル:主に OAuth認証 によるアカウント連携。特徴:メール内容を会話に取り込み、要約・検索・文面検討に向きます。個人向け有料プランでも Gmail コネクタ対応が案内されています。 (OpenAI Help Center) 方式:Google Drive app with sync。プロトコル:主に OAuth認証+同期型参照。特徴:Drive上のファイルやリンクをChatGPT内で参照しやすく、同期済み文書の検索・要約に向きます。個人ユーザーが Settings から接続可能です。(OpenAI Help Center) 方式:現在は SharePoint connector 経由で OneDrive / SharePoint を扱う 形が中心。プロトコル:主に OAuth認証。特徴:個人有料でも Microsoft系ファイル参照の選択肢が比較的明確です。ただし表現上は「OneDrive単独」より「SharePoint/OneDrive一体」が中心です。 (OpenAI Help Center)
Gemini 方式:Connected Apps / Google Workspace app で接続。プロトコル:Googleアカウント権限連携。特徴:Gmailとの親和性が非常に高く、メール要約、返信案、過去メール検索などが自然です。Google製品同士の一体感が強みです。(Google サポート) 方式:Google Workspace app による標準統合。プロトコル:Googleアカウント権限連携。特徴:Drive文書の要約・参照は最も自然です。個人向けでも Connected Apps として扱われています。 (Google サポート) 方式:個人向け有料では 標準対象としては見えにくい。プロトコル:企業向けでは外部コネクタ型ですが、個人向けでの明示は弱いです。特徴:個人有料利用前提では実質「非対応寄り」 と見るのが安全です。OneDrive対応は主に Business / Enterprise 文脈で案内されています。(Google サポート)
Claude 方式:Google Workspace connectors。プロトコル:Connectors+OAuth認証。特徴:GmailをClaudeに接続して検索・要約・下書き作成などが可能です。Google Workspace connectors は all users 向けと案内されています。 (Claude ヘルプセンター) 方式:Google Workspace connectors。プロトコル:Connectors+OAuth認証。特徴:Drive文書の検索・参照・保存作業までつなげやすく、業務文書活用に強みがあります。Google系連携は個人有料でもかなり明確です。 (Claude ヘルプセンター) 方式:Microsoft 365 connector の文脈で提供。プロトコル:Connectors ベース。特徴:ただし公式案内では Teamプラン での説明が明確で、個人向け Pro / Max で OneDrive を標準機能として断定しにくいです。したがって、個人有料前提では要確認 と整理するのが安全です。 (Claude ヘルプセンター)

 分かったようで分かりにくいですね。直接、Claudeに確認してみました。以下の質問を投げました。

気になっているのは、chatgptの対応です。plus版を使っていますが、Gメールにアクセス出来ないとの一点張りです。gmail連携のアプリは入っているのです。たまにアクセスすることもあります。こんな話、ありますか?

返答は;


ChatGPTのGmail連携の件ですが、あります。よくある話です。

ChatGPT Plus のGmail連携の実態。ChatGPTのGmail連携は「GPTs(カスタムGPT)」や「プラグイン」経由で実装されているケースが多く、構造的に不安定です。

「アクセスできない」と言いがちな理由

連携がセッションごとにリセットされることがある。OAuth認証の有効期限が切れていても、ユーザーに明示せず「できない」と答える。連携アプリが入っていても、そのGPTセッションで認証が通っていなければアクセスできない。「たまにアクセスできる」のは、認証が偶然生きているタイミングだけ

交渉がチグハグになった根本原因

メールの内容を直接読めないまま交渉アドバイスをしていたとすると、日付・約束の内容・担当者名などを正確に把握できていない。はるちゃんが都度コピペして共有する必要があり、情報が断片的になる。結果として「一般的なアドバイス」しか出せず、実際の交渉に即していない

私(Claude)との違い;今回のように、Gmailに直接アクセスしてスレッドを全件読み込み、時系列を整理した上で下書きまで作成できます。返答が来たらそのメールも読んで、次の対応を一緒に考えられます。



なるほど、なるほど・・・ということで関連メールを全件、再度読み込んでもらい、今後の交渉方針を立てました。

今までの交渉内容、海外系のクラウドファンディングの問題点など、ここで紹介していきたいのですが、未だ、決着していないことでもあり、追々の紹介としたいと思っております。



☆;生成AI活用の現段階

哀しいことですが、Claudeの課金も、経済的負担ともなります。然しながら、自身での興味分野としての投資は積極的に行うべきとして前に進むこととしました。

生成AIについては、モデルの優秀性などが論議になりますが、私達、実務の局面では、外部データ(自社固有データのこと)を有効に、安全に活用出来ることが基本となります。

以上を踏まえた現状のマップです。こんな形で一年を始めたいと思っております。勘どころとしては、今までのクラウド空間だけでの処理でなく、手元のローカルパソコン自体のAIエージェント化にあると考えております。そのためには、パソコンにある程度の資産のインストールも必要になるでしょう。殆ど、忘却の彼方となっているコマンド入力なども必要となるでしょう。

めげずに頑張ります。宜しく御願いします。