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中央テレビ編集 


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IT、ICT、AI な話

◆「筆ぐるめ」と喪中案内、年賀状

 いよいよ年末です。年末といえば、翌年の年賀状をどうするのか?を悩ましく考慮するのが例年の行事です。若かりし頃の手書の賀状数枚という状況より始まり、次のステップとして、印刷業者に依頼した定型の年賀状を利用しておりました。発送枚数も徐々に増えていったものでした。年賀状の枚数が社会的活動の積極性を示す指標になっていたという印象がありました。最大枚数は200枚程度でした。一人前の社会人としては何枚ぐらいが妥当であったのでしょうか?いまだによく理解出来ておりませんが、「出すのが当たり前」という時代を過ごしてきました。
 作成・印刷手法も変化してきました。完全な手書きから、印刷業者活用による定型文印刷、宛名は手書きの時代となりました。結構、この時代が長かったようです。巷では、ワープロ機器が普及し始めた頃で年賀状作成印刷の専用機なども売られていたものです。然しながら、物臭な性格もあって宛名手書きの時代が長かったのです。ITを売り物にしていた私なのですが、性格だけは変わらなかったようです。
 変化が起きたのは、20数年前、20世紀の末の頃、母親より「コンピュータが得意なのであれば、年賀状ぐらい自分で作れないの?」という疑問(叱責?)を受けたことでした。付け加えるに「機械が必要であれば、買ってあげる。」とのことでした。説得力のある発言でした。納得せざるを得ませんでした。かと言って専用機器を母親に買ってもらうわけにもいきません。結局は「マイクロソフト社のワードの差し込み印刷の葉書版」を使うことにしたのです。  結果、両親、嫁さん、娘2人分の年賀状をパソコン活用して印刷するという業務が私の責ということになりました。世代論からして娘分は、抑々、枚数も少なく用紙を手渡すだけで済むこともありました。それ以降、例年、年末の頃、バタバタとパソコン作業を行うことが習慣となって行きました。結構、充実していたのかも知れません。  
 この状態が変わる頃が訪れます。両親の他界、娘の嫁入りなどの転機が訪れます。私自身の高齢化なども多少の影響があったようです。加えて、物臭な性格が問題を引き起こします。ワードの差し込み印刷の機能変化について行くのが面倒となっていたのです。
結局は、
① 「筆ぐるめ」の購入



② 年賀状終了へのソフトランディング
を行うことになりました。本年は喪中葉書ということになりました。下記。



葉書を辞めながら、専用ソフトの導入を行うという、一見、矛盾する行動となりました。然しながら、撤退戦というのは思ったより大変なものです。「筆ぐるめ」は、歴史もあり、安定性も感じられます。導入当初は、

① CSVファイルが正常に読み込めない
② プリンターとの相性が悪く、葉書印刷が出来ない

という不具合がありましたが、Q&A集レベルでの修正で正常に使えるようになりました。立派なものです。また、住所録としての活用も考えております(家族分です。)私自身の住所録としては、主に、GOOGLEのコンタクト管理を活用しておりますが、いずれは、どちらかに統一したいと思っております。
 年賀状のソフトランディングは、徐々に行うつもりです。年に一度の賀状の交流のみの方も多いのですが、縁切りとなっては寂しいものです。何らかの通信手法(葉書を含めて)を考えていく所存です。宜しくお願いします。

◆身近な補助金情報です

NHKのWEBニュースです。11月18日の徳島新聞にても取り上げられています。



金額的には、本年の補助金より少なくなっていますが、現金の支給は頼もしいものです。詳細は追って明らかになると思いますが、事業情報としての月という概念が使われています。月別の営業利益って、どう求めるんでしょうね?気になります。減価償却は月別に割り振るのでしょうか?個人事業者の場合、どんな区分で計算するのでしょうか?収支内訳書を見て判断できますか?個人の税務申告書には営業利益、経常利益の区分がないのです。予算執行する皆さん、大変かも知れませんね。今後に期待したいものです。

◆2023年はどのような年になるのでしょう。

 給与所得者を辞してより9年が過ぎました。年齢的にも70歳という節目を迎えることになりました。何とか人生を過ごせてこられたのも家族、友人、職業関係者の協力・支援があったからだと思っております。
  経営コンサルタントとしてのテーマも、当初はIT関連を中心として進めてきましたが、今後は、人間を中心としたいと思っております。下記は、診断士の日のセミナー資料の扉です。頑張りますので、一層の支援をいただければ幸いです。