HOME > 連載コラム

中央テレビ編集 


<< 先月のコラムへ    トップへ    >> 次月のコラムへ

IT、ICT、AI な話

◆寒気の日々が続いています。新しい息吹の見られる頃でもあります。

 新年の挨拶は、喪中ということで避けたものですが、個人の事情とは別に時の流れは止まらないものです。また、何が起きるかも定かではないというのが、世の習いでしょう。新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。予想はされたことかも知れませんが、第〇波・・と言われると戸惑いと怖れの感情に惑わされてしまいます。ややもすれば、無感情・無感動に慣れがちな日々ではありますが、克己の気合を持って生き続けたいと思っております。
 今月は、今年のメインテーマの「日本で一番大切にしたい会社」関連の話題を取り上げ、向こう1年間の端緒を切りたいと思っております。

◆「人を大切にする経営」が当面のメインテーマとなります。

 理論的な説明もしたいところですが、年初でもあり、華でもある近日予定のセミナー内容に沿って、主張の展開をさせていただきます。



 こんな形でセミナーを始めます。企業経営における人間問題の解決策が如何に重要なのかを訴えるためのシートとなります。



 ここで人間論を展開します。人の歴史での特殊性、何故、人間は、このように繁栄出来たのでしょうか?体力的に勝るネアンデルタール人は何故、ホモサピエンスに敗北したのか?また、その繁栄の陰での同種同士での大量殺戮は何故、起きたのか?経済的繁栄の裏側で自殺者は何故、増えているのか?
 経済的な格差、貧困の連鎖は何故、存在するのでしょうか?興味は尽きないものですが、私達コンサルの目的は、人の幸福を生む企業を作ることです。抽象論を避けるためには「あるべき姿」が必要なのではないでしょうか?



 あるべき姿(To-Beモデル)を各種の表彰制度に求めてみます。徳島県の地場の企業さまも頑張っておられます。目指すべきモデル企業のスタイルは、これらの企業の共通解を求めれば導き出せるのではないでしょうか?



 以上の前提で、こんなコンサルを行っているという最も肝要なシートとなります。個々の手法は、多くの経営書で既知のことでしょう。 As-is モデルの作成、To-beモデルとのGap分析、Can-Be モデルの構築と、それまでの手順・道筋を作ります。
 留意点は、Can-Beに捉われた場合、消極的な中途半端なものになりがちだということです。ロマンを持ちましょう。ワクワク感も必要でしょう。多少の無理も必要でしょう。
 実際の有効な組織目標とは①実現不可能に見え②事実に立脚せず③ムリがあり④非科学的なものであり⑤納得が行かないものです。この課題をクリアした時にこそ勝利は得られるのです。

 今年のメインテーマは引き続き、このコラムでも紹介して参ります。本年も宜しく御願いします。