◆ 徳島市民劇場は頑張っています。
今月は、市民劇場の例会月です。今回は、劇団東演の「マクベス」、言わずと知れた、シェークスピアの戯曲です。当劇団としては、２０１５年の「月光の夏」以来の公演となります。６年ぶりということです。早いものです。
気になるのは、今回は徳島市民劇場としては１ステージとなることです。藍住町での公演は、鳴門市民劇場の事業なのです。やはり、新型コロナウィルスの影響が出ています。影響があるのは飲食業だけではないことを骨身に染みる日々です。このような活動は、一旦、中断すると再開は非常に困難となります。皆さんの支援を御願いしたいものです。難しいことではありません。会員になって、例会に参加するだけで結構です。
継続して観劇するということの一番の意味合いは、舞台と自分史がダブることです。あの舞台を観た頃、○○があった。楽しかった。。。。辛かった。。。等々です。人生の機微を感じられるものです。結構、面白いものです。是非、試して下さい。
ウイリアム・シェークスピアの戯曲のうち、『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『リア王』を４大悲劇と言います。シェークスピアと言うと名言です。この舞台でも取り上げられる名言を集めてみましょう。
(1) 人生は舞台。人はみな大根役者。
(2) 自然でない行いは、自然でない混乱を生む。病気になった心は、聞こえぬ枕に秘密を打ちあける。
(3) 消えろ、消えろ、つかのまの燭火、人生は歩いている影にすぎぬ
(4) どうなろうとかまうものか。どんな荒れ狂う嵐の日にも時間はたつのだ。
(5) 現実の恐怖は、心に描く恐怖ほど怖くない。
(6) 人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ。
(7) 泣くがいい、悲しみを口に出さずにいると、いつかいっぱいにあふれて胸が張り裂けてしまうぞ。
(8) きれいは穢ない、穢ないはきれい。
(9) 人を邪道にひっぱり込むため、暗闇の手下どもが真実を言うことがある、わずかのまことでひっぱり込んでおいて深刻な結果で裏切るために。
(10) どうとでもなれ、どんな大嵐の日でも、時間は経つ。
(11) 人生は動く影、所詮は三文役者。色んな悲喜劇に出演し、出番が終われば消えるだけ。
(12) お前たちもみな知っているように、慢心は人間最大の敵だ。運命をはねつけ、死を嘲り、野望のみを抱き、知恵も恩恵も恐怖も忘れてしまう。
(13) 楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ。
(14) もし悪なら、成功を約束するような真実で始まるはずはあるまい？もし善なら、そんなあさましい誘惑に、なぜ膝を屈するのだ。
(15) 腹のなかだけで、いくら先手を打っても、行為がともなわねば、追越されてしまうだけだ。
(16) 怪しげな幻に惑わされるのも、荒行に慣れぬ若僧の恐怖心、悪事となると、まだおれも、ほんの子供にすぎぬのだ
(17) 希望と絶望とが同時にやって来て、どうしてよいのか。
(18) 恐怖というものを、おれはほとんど忘れてしまった。今はありとあらゆる恐ろしいことが、この身内に浸みこんでしまい、何が起ろうと、人殺しのおれには日常茶飯事、もうぎくりともしないのだ。
(19) 世間を欺くには、世間と同じ顔色をなさらなくては。
(20) 一たび悪事に手を着けたら、最後の仕上げも悪の手にゆだねることだ。
聞いたことのある格言が並んでいます。これも古典の楽しみ方です。日本の古典で、ここまで影響のある作品は少ないのでは？日本文化論の出発点に起つ思いです。舞台後の劇評に繋がれば幸いと思っております。
◆ 先月に引き続き中小企業診断士・人間論の世界です。
秋はセミナー、催しの季節です。先月は、２件のセミナーの案内を行いました。今月も、当職の企画事案が２件あります。但し、気になるのは開催日が１１月４日（木）と、月の前半となっており、読者の目に触れた時には、既に終結している場合もあることです。開催後であっても資料等の配布は可能ですので御用命ください。
１１月４日は、中小企業診断士の日です。全国各地の診断士会では、各種の催しを行います。徳島県でも下記のセミナーを行います。
講師は、徳島県中小企業診断士会でもベテランの人物です。ともすれば、即物的なノウハウのセミナーに終始することが多い最近の傾向に反して、本格的・学術的なテーマを真正面より取り上げたものです。組橋診断士の実力に期待しております。予約は下記に御願いします。
尚、時間順序は逆になりますが、当日の午前、当職自身の下記セミナーの企画もあります。
１０月２２日のＧＯＯＧＬＥセミナーをより人間論に近づけた「人間論」のセミナーです。お金の話、蛸壺論の話と盛り沢山となっています。午後の組橋先生の前座との位置付けも行っております。予約の方法は同じです。
良ければ、午前・午後と受講してみて下さい。宜しく御願いします。 | |
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