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中央テレビ編集 


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IT、ICT、AI な話

◆市民劇場7月は、劇団文化座です。

 最近は、CHATGPTなどの人口頭脳系の話題が中心となっています。時折、人間系の話を取り上げるという構成が続いております。その契機は、やはり市民劇場の例会となることが多いものです。
 今月の例会の劇団は「劇団文化座」です。
 劇団文化座は戦時下の1942(昭和17)年2月、演出家の佐佐木隆、女優の鈴木光枝らによって結成され、1945年、日本の現代演劇を紹介する目的で旧満州(中国東北部)に渡り、そこで敗戦を迎えたという歴史を持っています。  
 創立期には日本の現代演劇史に大きな影響を与えた劇作家三好十郎の作品を連続上演し、戦時下の厳しい条件のもとで演劇の良心の灯をともし続けたとのことです。
 私たち、新劇青年にとって馴染みの作品は、三好十郎作『その人を知らず』『炎の人――ゴッホ小伝』、山代巴原作『荷車の歌』、長塚節原作『土』、山崎朋子原作『サンダカン八番娼館』などです。底辺に生きる人々、とりわけ女性に光を当てた作品が代表作となっています。労演活動(市民劇場)に協力的であり、公演明けには、「打ち上げ」と称する宴席(飲み会)でも楽しく語らいを行ったこともあります。懐かしい限りです。現在は、佐々木隆、鈴木光枝さんともに故人となっておられ、お二人の長女、佐々木愛氏が代表を務められています。徳島市民劇場でも近年では2019年の「銀の滴 降る降る まわりに-首里1945-」で、アイヌ、沖縄問題を沖縄戦という舞台で取り上げるという試みを行っています。
 7月の舞台は、韓国の民族問題を正面から取り上げたものと言えるでしょう。


 以下、https://natalie.mu/stage/news/525641よりの抽出・引用です。

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 この作品は、韓国の劇作家・金義卿の戯曲を、新宿梁山泊の金守珍の演出で立ち上げるもの。本作は、文化座が金守珍と初めてタッグを組んだ2014年初演作で、初演後は100ステージを超える全国公演が重ねられてきた。
 本作で描かれるのは、韓国の“国民的画家”とされる李仲燮の半生。日本占領下の朝鮮半島に生まれた李は、日本で絵画を学び、日本女性と結ばれた。劇中では、第二次世界大戦、朝鮮戦争、南北分断という激動の時代を過ごした李の芸術への思い、国境を超えた家族への愛がつづられる。
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 新劇的、左翼的?な解釈になると思われます。説得力もあるのですが、この時代背景で思い出すのは、やはり文鮮明氏が率いた統一教会のナラティブ(物語)でしょう。氏の自叙伝(下記)と合わせて読むと新しい地平が見えてきます。朝鮮戦争を舞台とした庶民感覚の日常生活が素直に描かれているという評価があります。
 カルト宗教問題で揶揄されることも多いのですが、この自叙伝、一度は目を通してみる値打ちはあると思っています。氏の行動力と視座の原点を見る思いです。


◆やはり人口頭脳は、話題としたいところです。

 このコラムはWEB閲覧を前提として作成されております。試しにスマートフォンでアクセスしてみました(下記)。端が切れています。所謂、レスポンシブル対応ができていないようです。


CHATGPTにこんなお願いをしてみました。


こんな答えが返ってきました。


やはり実践的には次の指示に耐えうるコードを作成できることが必要でしょう。


以下の回答が返ってきました。


以下、コードのテンプレートの出力がありました。(一部)


こんな言い訳が付記されています。


 具体的なウェブサイトの調整について、指示できれば、コーディングも完了できる可能性が見えました。現状では、かなりの作業が残されているようですが、もう少し丁寧に(人間が)対応すれば、コーディング自動化は目の前にあります。頑張りますので宜しく御支援下さい。