2月6日 午後 シュワルツゼーエリア
 今日は少し滑ってみようと、下山途中の駅(Landtunnel)からもう一度リッフェルベルグ
 行きを試みたが、また、運行休止・・仕方なくフーリーまで下山
 シュワルツゼーに行くことに
 
 フーリーからゴンドラで中間駅(Aroleid)をすぎ一気に2583mのシュワルツゼーに
 上部は例によって風がものすごい 妻は飛ばされそう・・とすごく怖がってる
 上体を低くして風の抵抗を避けながら下山コースへ・・・・・とだんだん視界が良くなった

 薄日も射してきている すると やややや! マッターホルンが目の前に黒ずんだ全容
を表しはじめた
 北壁側だ!・・で振り返ると反対側は日差しを浴びたスネガエリアとその下には
ツェルマットの町並みが見える

 夢中でシャッターを切ろうと試みたがシャッタースピード2000でピピッと警告音が鳴り
 何か変だ 確認するまもなく何枚か撮影したが、結局露出不足 原因不明だ

 何度もマッターホルンを確認しながら長い長い林間ルートへ
 下山ルートの途中からも周りの山々が日を浴びて輝いているのがあちらこちらで
 見られた 天候は回復に向かっている 明日は期待できそうだ

ホテルからのマッターホルン
 ホテルの帰り着いた頃
 マッターホルンを覆っていた
 雲が徐々になくなり山がその
 全容をはっきりと表した
 
 頂上付近は相当風が強そうで
 雪が真横に飛ばされブリザード
 となっている

 山の背後から風に飛ばされた
 雲ごしに日の光

 その光を反射して雲の縁が
 虹色に光っている 採雲・・
 またの名をにしき雲と言う
 らしい 

 織り姫の織物とも言われて
 いるらしい  なるほど綺麗な
 縁取りだ・・(^_^)

 

 しかし、マッターホルンは何とも幻想的な、また、魔の山にふさわしい(?)妖気を
おびたようなブリザードの迫力だ 夢中で写真に収めたがいっぱい撮ってしまった

 それともう一つ変な現象に気が付いた
 北風が強く吹いて頂上付近は雲が飛ばされているのに マッターホルンの
北西側の雲が山に切り裂かれたように山にかからずいる(写真をみて)
 どうした現象なんだろうか??