森 藤 獅 子 舞(吉野川市指定無形文化財)

 森藤獅子舞

 江戸中期(180年ほど前)から伝わる 獅子舞です。
 高度経済成長期、後継者不足により、一 時期途絶えていましたが、昭和48年に森山青年団が復活させ、町無形文化財第1号の指定を受けました。
 その後、地元の森藤若連に引き継がれ、 現在に至っています。 さっさ、見合い、マチ、キョク、打ち切 りという踊り方があります。







 傘おどり

 獅子舞とともに森藤八幡神社秋祭りに奉納される踊りで、小学生10〜20人程度で踊 ります。
 傘をかざして踊る「たたら音頭」の流れを汲んでいると言われていますが、踊りの格好からは、豊作祈願、雨乞いの踊りでは ないかと思われます。

 二十四孝  

 傘おどりと同じく小学生により踊られま す。
 中国の故事「二十四孝」の一つである、 孟宗の親孝行の物語をなぞって踊られます。

<孟宗の親孝行物語>
 孟宗は、病気の母親が真冬にタケノコが 食べたいというので、鋤と鍬を持って雪の降る山へたけのこ堀りに出かけます。
 しかし、雪の降る冬にたけのこはなかなか見つかりません。親孝行の孟宗は、どう しても母親にたけのこを食べさせたくて、 一心にお祈りをしたところ、たけのこが土を盛り上げ出てきます。
 このたけのこを掘って帰り、母親に食べさせたところ病気が回復し、二人は幸せに暮らしたというお話です。


(画像をクリックすると傘踊りのビデオがでます)(4,490Kb)




森藤獅子舞の活動


森藤獅子舞太鼓打ち方教本

獅子舞 1 さっさ
2 見合い
3 マチ
4 キョク
5 打ち切り
傘踊り 1 傘おどり
2 二十四孝


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森藤秋祭り