色絵古九谷草花鮎文中皿。 明暦頃。 明暦期に制作された古九谷様式の上手作品です。余白を活かしつつ染付で岩に水辺に3匹の鮎を描き、岩の上に赤、緑、黄、紫の4彩で草花文を描いています。縁廻りには黄色の釉薬で唐草文を描いて見た目の印象を引き締めています。裏文様も梅花文を散してお洒落に仕上がています。高台も丁寧に成形され裏銘の角福の書体もシッカリ描かれています。色絵部分のハレーションも綺麗に浮き出て雰囲気も良好です。縁付の器形になっていますので8寸近い実寸で見た目もより大きく感じます。縁に1ヶ所ホツ金直しがありますが鑑賞に問題ない範囲です。 縁金直し有1客あります。 23.0cmW×2.8cmH |
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古九谷金銀彩山水草花文鉢。 明暦頃。 明暦期頃に制作された古九谷様式加彩手金銀彩付けの鉢です。見込みに風景文、内縁廻りに赤の釉薬で細かく幾何学文を描き、菊花文を3方の窓枠の中には草花文を描いています。裏には藤文を描きお洒落に仕上げています。シッカリ丁寧に成形された高台内には誉系統の裏銘を赤の釉薬でシッカリした書体で描かれています。見込みの絵付けが若干擦れてはいますが、このタイプの作品としては良い状態を保っています。縁に巾2mm程度の小さな当たりがありますが、鑑賞に問題ないでしょう。小振りの丸みのある器形で手に取ったイメージも可愛い感じで小振りの菓子鉢に良いと思います。古箱付〔画像1・2〕。 殆ど傷なし(縁に1ヶ所ノミホツ有)1客あります。 17.0cmW×7.8cmH |
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No.25032001 \9,000(1セット) 九谷赤絵花鳥人物文徳利酒器セット。 明治。 明治期赤絵九谷庄三銘の酒徳利と盃〔横1・2・3,斜め上,斜め裏画像〕のセットです。徳利は草花文に鶉雀文、盃には丸文に松人物文を描いています。制作当初からセットとして制作された作品ではありませんが同じ場所に伝世しましたのでセットとして販売致します。日本酒好きな方にお目に留めて頂ければと思います。 傷なし1セットあります。 徳利 約6.5cmW×約12.0cmH 盃 5.1cmW×4.5cmH |
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No.25010101 \50,000(1客) 青手九谷草花文菱形皿。 江戸後期。 見込みに白抜きで草花文を描き青手九谷らしい絵付けで白磁部分を殆ど見せる事無く全体に絵付けされています。裏も縁は緑の釉薬を使い黒の釉薬で唐草文、高台内は黄色の釉薬使って角福銘を描いています。一見何気に見ると青手古九谷かと思う程に上手に絵付けされた作品です。松山窯前後の作品と思われます。飾って魅力的な作品です。 傷なし1客あります。 16.5cmW×13.5cmL×3.3cmH |
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古九谷吸坂手雪輪梅若松文角皿。 明暦〜寛文。 古九谷様式吸坂手の上手作品です。今回、年号入り初箱で20客キチンと入った作品が手に入りました。吸坂手作品が20客しかも年号入り初箱で伝世するのは非常に稀な事で私自身も驚いています。裏表全体に鉄釉薬を施して右隅を白抜きにして雪輪形に抜いて染付で梅と若松文を描いています。状態は焼成時に器形を色紙形にして薄手に成形している為に窯傷が入って隙間が出来て、その部分を2度窯に入れて補正しています。非常に手間の掛かる作品なので補正した状態で世に出て大切に伝世した作品です。全ての画像は掲載出来ていません〔画像1・2・3〕が窯傷の場所はそれぞれ違いますが同じ様な状態にまとまっています。年号は寛文年号になっています。5客以上のお買い上げの場合のみご希望により箱〔画像1・2〕をお付け致します。掲載出来ていない画像をご希望の方はご連絡下さい。 窯傷有20 4客あります。 19.2cmW×9.4cmL×2.2cmH |
No.24120104 \60,000( 色絵古九谷桐散し文角皿。 承応〜明暦頃。 承応〜明暦期に制作された色絵古九谷様式の作品です。白磁を活かしつつ赤、緑、紫、青、黄の5彩を使用して5つの桐文散らして描いています。裏文様には赤、青、黒の3彩の釉薬で4方に唐草文を描いてまとめています。色絵古九谷の小皿類では桐散しが最も人気があり有名ですね♪無傷作品は掲載済みですが今回、縁ホツの共直し作品〔A画像1・2・3・4,B画像1・2・3・4〕が手に入り鑑賞に問題ない状態なので掲載致します。普通光撮影とブラックライト撮影と掲載していますのでご覧下さい。 ホツ共直し 12.5cmW×11.3cmL×2.5cmH A、売約済 |
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斜め上から1・2 |
色絵古九谷牡丹鳥文角形香炉。 明暦頃。 明暦期に制作された古九谷様式の作品です。白い綺麗な生地に赤、緑、青、紫、黄、の五彩を使用して牡丹に鳥文を描いています。上部縁周りにも擦れていますが赤の釉薬を使用して文様を描いています。共火屋も有り摘みに瓢箪を付けているのが何気にお洒落な作品です。火屋は一度2つに割れていたのを継いでいますが、見た目に目立たない状態です。小振りで可愛い作品です。箱付。 本体傷なし、火屋割れ継ぎ有が1器あります。 5.9cmW×5.9cmL×7.3cmH(摘み含) |
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九谷草花ニ六歌仙文猪口。 明治。 明治に入ってからの赤系九谷の中で最上手作と言える作品になります。若干大振りの器形に内側は白磁に中央に金彩で家紋を描き、外側には下地にピンク系の釉薬に金彩で草花文、3つの窓枠の中に風景文、草花文、六歌仙文を非常に細かい絵付けで描いています。裏銘には『加賀九谷 石田謹製 吉田守山』と細かい文字で絵付けされています。 傷なし7 1客あります。 8.5cmW×6.8cmH |
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青手九谷松ニ鶴亀文5寸皿。 江戸後期。 江戸後期に制作された青手再興九谷の作品です。見込みに流水に松竹の風景に鶴亀文、縁文様には黒の釉薬で丸文とラインの絵付けを丁寧に描いています。裏文様には青手の特色でもある緑の釉薬に黒の釉薬で唐草文を描いています。見込みの下地をネズミ肌にする事により見込み外枠の青の釉薬と黄色の釉薬がより引き立つ様に計算されています。縁の鉄釉も上質に仕上がっており雰囲気良く仕上がった良品です。 傷なし1客あります。 15.5cmW×2.7cmH |
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No.24011005 \140,000(1客) 色絵古九谷撫子文5寸深皿。 明暦頃。 明暦期頃に制作された色絵古九谷様式の作品です。白磁を活かしつつ赤、緑、黄の3彩に黒の釉薬を使用して撫子文をシンプルに描いています。5寸皿系統の作品としては直径に対して深めに制作されています。高台内側に小さなホツがありますが鑑賞に問題ない範囲です。 殆ど傷なし(高台内小ホツ)1客あります。 14.6cmW×3.1cmH |
B〔表・裏・横・斜め上・斜め裏〕 |
No.23111005 \180,000(1客) 色絵古九谷桐散し文角皿。 承応〜明暦。 承応〜明暦期に制作された色絵古九谷様式の作品です。白磁を活かしつつ赤、緑、紫、青、黄の5彩を使用して5つの桐文散らして描いています。裏文様には赤、青、黒の3彩の釉薬で4方に唐草文を描いてまとめています。色絵古九谷の小皿類では桐散しが最も人気があり有名ですね♪2客の掲載で両方とも傷はありませんが、Aの方は縁紅の鉄釉薬部分に一部上釉薬が途切れてザラツク部分〔画像1・2〕が有、Bの方は桐の色絵部分が一部擦れています。双方共に問題ない範囲です。 傷なし 12.6cmW×11.4cmL×2.8cmH A 売約済 |
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色絵九谷丸文散し瓢箪形皿。 江戸後期〜明治初頭。 色絵古九谷の作品を見本に江戸後期〜明治初頭に制作された作品になります。白磁部分に草花を陽刻で表現して3方に丸文を散らして草花文、捻子文等々を描いています。裏文様には、折枝松と梅文を丁寧に描いています。裏銘は緑の釉薬を下地に角福を入れています。縁紅部分の鉄釉薬も上質で高台の成形もシッカリしています。このタイプの作品は古九谷様式の大聖寺作品として制作されていますが本作品は、その中でもワンランク上の上手作品になります。 傷なし17 1客あります。 13.3cmW×13.0cmL×2.5cmH |
No.23112002 \65,000(1器) 九谷金星色紙細字文置香炉。昭和初期〜中期。 九谷焼 田村金星作の置香炉です。胴部分を白磁として色紙に和歌、非常に細かい細字を描いています。胴底、肩部分には、赤の釉薬を下地に金彩で文様を細かく描いて見た目にアクセントを加えています。火屋の部分にも細字を描き、気遠くなる様な仕事が施されています。現代九谷の特徴の一つとなっています。共箱付。 傷なし1器あります。 8.5cmW×9.5cmH
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色絵古九谷山水ニ釣人物文5寸皿。 明暦。 綺麗な色絵古九谷様式の5寸皿になります。赤、緑、青、黄、紫の五彩を使用して、白磁を活かしつつ見込み部分に山水風景文、縁廻りに唐草文様を描いた余り見かけない構図の作品です。山水だけでも成立しますが、舟から釣りをしている人物を描き何気に変化を付けているのが非常に良い感じです。裏には、色絵で3方に松枝文を描き角福銘でまとめています。ハレーションも確認し易く特徴が分かり易い作品です。 傷なし1客あります。 15.1cmW×2.5cmH |
藍古九谷蓮ニ花丸文変形葉皿。 承応〜明暦頃。 承応から明暦期に制作された藍古九谷様式に分類される最上手の変形葉皿です。器形を大胆に蓮花の形に成形して花部分は白磁に陽刻文様を下部にはダミ絵と幾何学文様、白磁部分にワンポイントで花丸文を描いています。裏文様には花唐草文様を描き角福の種類銘でまとめています。縁5時付近に焼成時の長さ1cm程度の窯傷があります〔画像1・2〕が、鑑賞には問題ない程度です。薄手に成形された最上手作品で小品ですが、存在感のある一品です。 蓮は、泥水を吸い上げながらも美しい花を咲かせる所から「清らかな心」と言う花言葉があり、このイメージは仏教にも継承されています。お盆の時期に飾って頂きたい作品でもあります。 傷なし(縁窯傷有)1客あります。 13.2cmW×12.2cmL×1.7cmH |
斜め上から |
斜め上から |
青手九谷松山窯草花文鉢。 嘉永頃。 青手九谷松山窯の作品になります。緑、紫、黄、青、黒の釉薬で見込みに大きく牡丹文、縁内側には、8つの窓枠に雷文、青海波の文様を交互に描いています。裏文様には青手九谷独特の緑の釉薬を下地に黒の釉薬で雲の文様を描き芭蕉文を大きく描いています。裏銘にはシッカリした角福を入れてまとめています。高台の処理もシッカリ丁寧にされており、色釉薬の発色も良く全体的に良い状態です。菓子鉢に丁度良い寸法です。 傷なし1客あります。 20.0cmW×9.0cmH |
No.9071004 \230,000(1器) 古九谷藤文小壺。 明暦〜寛文。 古九谷様式の中で染付に金、銀、赤などの絵付けを縁取りしたタイプの商品を加彩手と呼んでいます。若干の色摺れはありますが、この手としては状態は良い方です。小壺も数少なく珍しいです。口縁に釉薬がが掛かっていますので、元々の蓋は付いていなかったようです。現在は茶入れとして木の蓋が付けられていますが、最初から茶入れとして製作された小壺だと思います。高台外側に2ヶ所小さなソゲ、口縁外側に2ヶ所小ホツ、胴の下半分に細かいジカンがありますが、観賞、ご使用共に問題ない範囲です。箱、袱紗付き。 小ホツ、ジカンありが1器あります。 約5.2cmW×約6.0cmH |
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No.7050101 \50,000(1器) 九谷焼陶源作金襴手花生。 昭和初期。 赤と金を主体に絵付けした豪華な金襴手の花生です。色擦れもなく良い状態です。実際に花を生けて頂いても良し、花生だけでも充分に飾りになります。作者は、石川県加賀市大聖寺町に窯を開窯していた井上陶源です。共箱〔蓋表・銘〕あります。 傷無し1器あります。 12.0cmW(最大)×26.0cmH |
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No.4052003 \13,000(1客:小湯呑) 九谷金彩手夫婦湯呑。明治。 色合いのとても綺麗な蓋付きの湯呑です。大きさ的に、手にうまく収まる感じです。 小湯呑:6.3cmW×7.2cmH 大売約済 |
No.1100104 \ 50,000(1客) 青手松山窯小皿。幕末。 九谷松山窯の綺麗な小皿です。くすり剥けもなく、とても良い状態です。 傷無し。 10.7cmW×2.5cmH 2客売約済 |
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茎田美術商
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