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中央テレビ編集 


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IT、ICT、AI な話

◆ 市民劇場の話題です。
奇数月(凡そですが・・・)は徳島市民劇場の例会月となります。そもそも、市民劇場って何?かつての勤労者演劇協会とは、どこが違うの?同じもの?と様々な意見もありますし、『まだ、そんな活動をしているの?』とは、私の友人の談であります。そんなこんなの論議もしながら、この世界に係って40数年になりました。最近では、ルーティン業務のような存在になっています。 こんなブログもあります。四国の例会情報を扱っております。時間のある方は、ご覧になって下さい。
http://kangeki1ehime.blog.fc2.com/blog-category-10.html
徳島だけでなく、鳴門でも活動が活発です。サイトも充実しています(下記)。
http://www.nsg1998.org/
このサイトよりは、多くの情報を得ています。このコラムの元ネタと言っていいでしょう。かつて、阿南でも市民劇場の組織化がなされていましたが、数年前に解散してしまいました。残念です。

◆ 市民劇場7月例会の紹介です。
7月例会の紹介です。(公演チラシより) ロシア現代演劇を代表する劇作家、アレクサンドル・ヴァムピーロフ。34歳で夭折した彼が残した数少ない作品は高く評価され日本でも多く上演されています。なかでもとりわけ人気を博したのが本作品で、口から出まかせの嘘が意外な結末へ――。軽快なコメディでありながら、人生の哀しみや家族の機微をこまやかに描きます。 YOUTUBEでの予告編もあります。一度、ご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=58&v=HJn2pFt5vDE



◆ IT導入補助金の交付決定がなされました。
この数ケ月、IT導入補助金の話題が続いております。6月14日には、第一次公募の交付決定がなされました。採択企業の一覧は、下記にて公表されています。
https://www.it-hojo.jp/applicant/grant_decision.html
気になる方は、企業数をカウントしてみて下さい。全国で8,000社以上の企業様が交付決定を受けています。 然しながら、懸念するべきは、利用予定企業数との乖離です。次図は、昨年度、今年度の事業比較をしたものです。




本年は、3回の公募が予定されていますが、このペースでの採択企業数では、3~5万社にしか達しません。このままでは、利用企業の少なかった、J-SAASの二の舞になる可能性があります。事業実施当局の思いは如何なるものでしょうか?
実際、一次公募では、私の知る限り、非交付(言い換えれば不合格)の事案はありませんでした。つまり『申請すれば、利用出来る』状態となっています。言い換えれば、この機会をIT投資のチャンスとするべきなのです。

◆ 利用出来るIT投資の具体的中身は?

IT投資というものは、個別企業的なものであり、飲食業でメニューを見て料理を注文するようなものではありません。当然のことながら、過去、「動かないコンピュータ」が多く語られ、事例に事欠かないのも事実なのです。慎重に事を進めて行って下さい。 具体的な活用事例も事務局はアップしています。特に、下記資料の後半部分のケーススタディを一度は読んでみて下さい。思わぬ発見がある筈です。
https://www.it-hojo.jp/h29/doc/pdf/h29_apply_example_extra.pdf
個人的に、興味深いのは

① クラウドオフィスツール(Office365,G Suites、LINEworksなど)
② EC/ネット通販システム

でしょう。①にあっては、ホワイトカラー(事務職)の労働生産性向上に資するものであり、②については、ネット通販サイトの利用(月額利用料での利用型)まで可能であるからです。双方とも、システム的な失敗の可能性は低いと考えられております。複雑なFIT&GAP分析なども必要のない分野と言われています。『一歩前』へ進むためのツールとしては最適ですので、是非、進めましょう。
今後も、この話題の種は尽きぬようです。継続的に取り上げて行きたいと思っております。宜しくお願いします。


               (日出晴夫、中小企業診断。阿南市在住 https://www.facebook.com/haruo.hinode )