塩沢兼人さま
大好きな塩沢さん、今だ、諦めが悪いのか、過去形で貴方の事を書くことが出来ません。
いつから貴方のファンになったのでしょうね…
貴方が声優というお仕事をはじめた頃から貴方の事を知っていました。
何故、まだ脇役しかやっていない頃から知っていたかというと、
貴方の名前を読むことが出来なかったから…
けんと? かねと? かねひと? ってな感じで、何と読むのか、知りたかった…
ガンダムがブームになって、初めてアニメ誌などでプロフィールを拝見して
名前の読み方を知りました。
それから、聖闘星矢も見ていましたよ。
火の鳥での初めての主役もちゃんと見ました。
すごく気になる声優さんでした。
でも、まだその頃はファンだとは自覚していませんでした。
J9シリーズのブライガーとか、ゴーショーグンの頃でした、自覚したのは…
それも、「このキャラが好き」というのではなくて、
「気になっていたのは声が好きなんだ」ということを…
それからは、偶然見ていたアニメや洋画で吹き替えをしているのを見つけては喜んでいました。
インターネットを始めたきっかけはクラヴィス様でした。
私は、クラヴィス様がどうしても好きというのではなかったのは事実です。
ただ、あのアンジェリークというゲームでは、塩沢さんの声が私に愛を囁いてくれるから…
そして、邪険に扱われることすら、喜びを感じてしまいました。
あのゲームの中では、私と塩沢さんとその他の守護聖様と、ライバルのロザリアの世界でしたね。
役者としての塩沢さんを、ずっと想像していました。
何年も何年もかけて、いろんなコメントを読んで…
先日、お茶会でお会いした時、演技について熱く、熱く語っている塩沢さんを見て、
思っていたとおりの塩沢さんに出会えた事がとても嬉しかったです。
いつもいつも、真剣に演じているんだなぁって感じることが出来たから…
カッコイイ役者じゃなくてもよかったんですよ、おじさんだという事も知っていました。
だって20代の頃から雑誌で写真を見ていましたから…
ただ、神経質なぐらいに真剣に演技論を語ってくれるような人を想像していましたから…
だから、思っていたとおりの人だったことがまた嬉しくて、
そして、お茶目な一面もまた親しみやすくって、もっともっと貴方の事を見ていたかった。
きっと、これからもずっとファンでいると思いますよ。
だって、何年もかけて、私の心の中に入ってきた人ですもの…
そんなに簡単に出て行くことは許さないからね…
わかってくれますか?
2000年6月18日 たかこ
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