2号車は、買ったときからミッション付近からガラガラと異音がしていました。
クラッチを踏むと、この音は消えるので、クラッチのレリーズベアリングからと思われます。
先日、いよいよクラッチをつないだ瞬間、キューっとクラッチが滑っているような音が止まらなくなって
クラッチ交換に踏み切りました。
(後日分かったことですが、この異音の原因はオルタネーターベルトからでした・・・・・
ちょうどクラッチをつないだ瞬間にキューって異音がしていたのでてっきりクラッチと思っていました・・・・)
クラッチは滑っていないにせよ、レリーズベアリングからと思われるガラガラ音は
エンジンの音よりも大きいぐらいで、いまにも壊れそうな感じがするので
作業を続行することにしました。
今回の作業は、時間の都合もあり、プロのD自動車に頼みました。
ミッションを降ろす時に、ドライブシャフトを先に外しますが、ドライブシャフトのプーツはヒビだらけの状態で
せっかくだから、ブーツも交換することにしました。
これまたついでに、ドライブシャフトを外した時じゃないと、セルモーターも外せないので
ついでに外して、点検を行いました。
セルモーターは、13年落ちの車ですが、大丈夫のようでした。
まず、クラッチカバー。
ご覧の通り、見事レコード盤になっていました。
写真では分かりにくいですが、ディスクブレーキのローターよりもひどいスリ減り方です。
前オーナーは、よほどの半クラ好きだったようです。
そして、すり減って鉄になったディスク?で走り回っていたのでしょうか?
次に、クラッチディスク。
あの摩耗したカーバーの割には、ディスクはまだ使えそうな雰囲気ですから、おそらく前オーナーは、クラッチディスクのみを
何回か交換したものと推測されます。
それにしても、このディスクの中心のスプリングの付いている部分の鉄板は、焼けたような飴色になっていますが
これで正常なのでしょうか?
最後は、レリーズベアリング。
写真で見ると、何の変哲もないベアリングですが、なんと、ベアリングの役目をしていない状態でした。
ベアリングの外側を持ち、内側を回してみると、回らないじゃないですか!!
ベンチで内側をつまんで回してみても、固着しているようで回りません。
ガラガラ音の原因は、やはりベアリングだったようですが、はたしてミッションは無事なのだろうか・・・・
ミッションのオーバーホールまでは、予算の都合もあるので今回は見送りますが
一抹の不安を感じます。
今回のクラッチにせよ、ボディーにせよ、2万円で買った車ですが、値段の通りボロボロの状態でした。
今回の作業で、またしても多大な出費となりました。
あと、プラグコードとプラグと、タコメーターも買わなければならないのに、予算が尽きてしまいそうです。
だれか、イリジウムプラグとプラグコードを寄付してください・・・・・