2号車は、買ったときからミッションからガラガラと異音がしていました。
最初は、クラッチのレリーズベアリングを交換すれば直るさ、と思っていて、
クラッチ交換の時に見てみると、案の定レリーズベアリングはイッてました。
クラッチ交換の時に、レリーズベアリングも交換して、ミッションを組んでエンジンをかけると
ガラガラガラ・・・・と、直っていないじゃありませんか。
もう、これはミッションの中のベアリングだと確信して、でも直すのは高そうだから
やめときました。
以前yahooオークションでCL11Vアルトをばら売りしているのを見つけて
バンパーを売ってもらった人2名(フロントとリアバンパーは別々の人から買った)に
連絡を取ってみると、1台はATでした。
祈る気持ちで、もう1名の方に連絡を取ってみると、運良く4MTのCL11Vで
しかもミッションは売れて無くて、\6,000-で分けてくれるとのことでした。
茨城県の方なので、重たいミッション(約20kg)なので送料が心配でしたが
宅急便で、送料は\2,000-でした。
計\8,000-で中古ミッションを入手し、いずれ交換しようと思っていた矢先に
3速がギア抜けをしはじめて、とうとう3速が無いミッションになりました。
3速は街乗りで重要で、乗りにくいのなんのって。
ギア抜けが現れた最初は、通勤の帰り道に、華麗にヒール&トゥーをきめて、
4速から3速にシフトダウンしてコーナーを抜けようかと思ったら、
急にブレーキがロックしそうな感じで利き始めるのです。
最初はてっきりシフトミスかと思いましたが、これ以来、手で押さえないと
3速は使えなくなってしまいました。
で、本日の日曜日にD自動車のリフトを借り切って、某自動車ディーラーメカニックの小天狗氏に
手伝ってもらって、ミッション載せ替えを敢行したのです。
AM10:00の待ち合わせ時間になっても小天狗氏は現れず、
仕方なしに僕だけで作業を開始しました。
バンパーを外し、ラジエター、タイヤ、マフラーも外し、次はドライブシャフトを外すときになって
やっと小天狗氏の登場です。約1時間の遅刻でした。
ここからは作業は速くて、2人で黙々とボルトを外して、無事壊れたミッションを降ろしました。
降ろしたミッションのシャフトを、恐る恐る回してみると、手で回したスピードの回転でも
異音が出ています。
また、回り方も重く、このせいで1号車よりも微妙にゼロヨンが遅かったのかもしれません。
今回は時間の関係で、降ろしたミッションをバラしての原因究明はしませんでした。
また後々に、ミッションのオーバーホールを兼ねてバラしたいと思います。
無事ミッションが降りたので、この前交換したばかりのレリーズベアリングを移植して
外したときの逆の容量で組み立てていきます。
ミッションオイルも新品に交換し、LLCも入れて、エンジンをかけてみます。
いままでの音が嘘のように、静かな車になりました。
今まではミッションからの異音でラジオも聞こえないぐらいうるさかったのです。
また、壊れたミッションも、1ヶ月ほど前、ミッションオイルを交換したときに
ドレーンプラグを新品に交換していたのですが、今回外してみると、ドレーンの磁石に
鉄粉がいっぱい付着しています。
どこかが著しく削れているようなので、オーバーホールするにしても、イッている部品が多くて
費用がかかりそうです。
今回は、この道10年のプロのメカニックが手伝ってくれたので、非常に助かりました。
ついでに、どうせドライブシャフトを外すときに、ストラットもバラすので、
禁断のN1ダンパーを削って鬼キャンをつけました。
この為に、1本\1,680-もする刃を買ってきて、ドリルでシコシコと削りました。
N1ダンパーのブラケットは固すぎて、1回の作業で刃は使い物にならなくなりました。
苦労した割には、キャンバーは控えめにつか付きませんでした・・・・・・