レギュレーションを見てもらえればお分かりになると思いますが、この阿讃サーキットでの軽四輪耐久レース出場にあたり、一番苦労するのがレース車両探しだと思いました。
このレースは
A : 2気筒4バルブまでのクラス
B : 3気筒6バルブまでのクラス(2気筒6バルブ&2ストローク含む)
C : 8 バルブ以上のクラス
D
: 550cc以下エンジン改造のクラス
R : 551cc以上または過給器付き車両(その、他全てに合致しない車輌)
とクラスが分かれておりますが、基本的に550ccじゃないと、(今時360ccの車は入手が難しいでしょう)Rクラスになってしまいます。
Rクラスだと、何でもありですが、勝とうと思えば過給機付じゃないと、ほぼ不可能であり、
過給機付=高い=壊れる
というイメージが僕の中にあります。
軽四が550CCから660CCになったのは、たしか平成2年の出来事であり、既に12年も経っています。一般の車でも12年落ちの車なんか、なかなか見かけない時代に、普通車よりも耐久性が落ちると思われる12年以上前の軽四を探すのは非常に苦労しました。
逆に、うまくいけば、タダで"もらえる"可能性もあるのですが、そろそろ660CCのNA車のクラスも増やしてもらいたいところです。
今回、私達のTEAMは2台体制となりましたが、
・1号車 ・・・ 知り合いのツテで愛媛県より引っ張ってきた
・2号車 ・・・ 県内の自動車屋の中古車置場、解体車置場を数ヶ月間観察してやっと見つけた
という状況でした。
ちなみに、1号車は車検切の状態で6万円で購入し、2号車も車検切の状態で、しかも部品取されていたので、あちこちの部品がない状態で2万円で購入しました。
Yahooオークションなども探しましたが、なかなか550CCのMTの12バルブアルトなんか、出ていません。
出ていても、関東の方だったりしました。
なぜ私達のTEAMはアルトの12バルブ(Cクラス)か。
それは、Bクラス(ほとんどがL70ミラ)よりは、12バルブの威力でストレートは速いので、下手をすると一台も前走車を抜けないレースというのもなかなか無いし、1号車が偶然にも12バルブアルトだったため、ある程度の部品流用などのノウハウもあったからでした。
現在、1号車は既にレース仕様車になっています。
2号車は、まだアンダーコートを剥がしてリアシートを取っ払っただけで、他はフルノーマルです。
今後、2号車の作成風景を実況?したいと思います。