2001軽四耐久レース 規則書
第1条
クラス区分 (基本的に550cc以下の1キャブ仕様車、 インジェクション不可)
以下の5クラスに分ける
A : 2気筒4バルブまでのクラス
B
: 3気筒6バルブまでのクラス(2気筒6バルブ&2ストローク含む)
C : 8 バルブ以上のクラス
D :
550cc以下エンジン改造のクラス
R : 551cc以上または過給器付き車両(その、他全てに合致しない車輌)
第2条
参加台数及び参加人数
1.)参加車両が40台を越えた場合は、2組に分ける場合がある。
2.)1チーム1人以上とする。
3.)2チームへの重複参加は認めない。
第3条
参加申し込みの拒否
主催者は理由を明示することなく参加を拒否する権限を有する。
(特に危険な走行、マナーの悪い走行をする者)
第4条
参加料
参加料は1台30,000円で、正式に参加受理後は参加料は返還されない。
A級ライセンス所持者は1名につき1.000円引き、但し割引は1チーム3名まで。
1名500円×チーム員数の阿讃サーキット保険加入を義務づける。
第5条
車両検査および再車両検査
1.)車両検査をうけない車両及びその結果が不適当と判断された車両は出走できない。
2.)走行終了後、車両は係員の指示があるまで車両保管される。
3.)走行終了後、入賞車両は再車検を行う場合がある。その場合に掛かる費用は
全て参加者の負担とする。
4.)車両検査および再車両検査を拒否した場合は失格とする。
第6条
ゼッケン
ゼッケンは主催者にb確認の上、各自が用意すること。又クラスでゼッケンを分ける。
A:1〜29番
B:30〜69番
C:70〜99番
D:100〜119番
R:120番〜
第7条
走行
1.)予選
主催者の指示した順番で各チーム1人が約5分走行する。
2.)第 1
ヒート
予選のタイム順でスタートし約60分走行する。(変更有り)
3.)第 2 ヒート
第 1
ヒートの順でスタートし約120分走行する。(変更有り)
4.)第1ヒートは一回以上、2ヒートは2回以上ドライバー交代をすること。但し1人で走行する場合は
一度車両の外に出てドアを締め、再度乗車する事。
5.)ドライバー交代の時はエンジンを切る事。
第8条
燃料給油
原則として『慣熟走行中』、『予戦中』、『各ヒート中』の給油を禁止する。
やむをえず給油する場合には、以下の項目を厳守する事。
@ 事前に担当オフィシュル申告し(口頭でよい)、許可を得て、給油作業場所の指示を受ける事。
A 給油場所がピット裏の場合、ピットインした車両は自分のピット内を通過してピット裏に移動する事。
これ以外の経路からのピット裏への移動を禁止する。ピット裏の制限速度を20q/hとする。
B 給油容器は一般市販の携行缶類とし、給油ホースを含む給油容器の一切の加工を禁止する。
特に給油口や空気抜きの穴を追加 ・拡大したり、容器内部を加圧する等、給油速度が速くなる様な
加工
・行為は厳重に禁止する。また、複数の給油容器から同時に給油する事を禁止する。
給油容器は消防法に適合した鉄缶製、容量20g以下の物を強く推奨する。
C 給油中は、付近を火気厳禁とし、エンジン停止、ドライバーは降車する事。
給油場所が平坦でない事がるので、サイドブレーキ、タイヤ止めを必ず行う事。
給油中は、消火器を持った消化要員を、側近に待機させる事が望ましい。(何名でもよい)
給油要員と消化要員は、下記の着用を義務付ける。
・ フルフェイスタイプのヘルメット(FIA公認品)→バイザーを閉めて作業する事
給油要員と消化要員は、下記の着用をする事が望ましい。
・ 耐火レーシングスーツ(FIA公認品)
・ 耐火レーシンググローブ(FIA公認品)
・ 耐火レーシングシューズ(FIA公認品)
給油中は、給油作業以外の整備作業等を全面的に禁止する。また、給油要員と消化要員は、以外の
ピットクルーは、車両から離れて監視し、回りのギャラリー等の安全にも十分注意を払う事。
燃料がこぼれた場合は、これを完全に拭取った時点で、給油完了とする。
D エンジン停止後、2分間はエンジンを始動してはならない。ただしこの間でも、給油完了後は
エンジンを始動を伴わない整備作業を行う事ができ、ドライバーは乗車し出走準備をする事ができる。
E 給油のためのピットイン時、給油作業場所においてもドライバー交代をする事ができる。
給油のためのピットインも、ピットイン義務回数の一回として数えることができる。
F 上記の各項目に違反した場合は、違反の重要度により、以下のうちいずれかの罰則を適用する。
・ ペナルティーストップ30秒
・ 最終週回数から1周減算
・ 失格(当該ヒート無効)
第9条
抗議
1.)参加者は自分が不当に処遇されていると判断した場合、これに対して抗議する
権利を有する。
2.)抗議は抗議理由を明確に記入した文書と抗議保証金として30,000円を添えて
提出する事。
3.)車両の分解検査をした場合、その抗議が不成立の場合は抗議対象者が、成立した
場合は抗議提出者が保証金30,000円を受け取るものとする。
4.)車両の分解は抗議対象者が行うものとする。
第10条
章典
1.)章典は各クラスの参加台数に応じて主催者が決定する。
2.)年間のポイントを集計しシリーズでの表彰を行う。ポイントに付いては参加台数に
応じて主催者が決定する。
付則
1.)走行中各ポスト及びコントロールタワーで出される旗を守ること。
例
黄旗振動−−−追い越し禁止 徐行
赤旗振動−−−走行及び競技中断 追い越し禁止
その後再スタート
2.)ペナルティ
赤旗で追い越しをしたり、オフィシャルの指示に従わない場合はペナルティ
として1周減算する。
黄旗無視は10秒間のエンジン停止。
燃料給油違反 : ペナルティーストップ30秒
: 1周減算
: 失格(当該ヒート無効) のいずれかの罰則を適用する。
改造範囲 (ここに記載している項目以外の改造は不可) | |||
項目 | (550cc以下で1キャブ仕様の車両)
A,B,C,クラス |
(550cc以下で1キャブ仕様の車両)
D,クラス |
(551cc以上または過給器付き車両)
R,クラス |
外観、形状 | もとの形状を変えない事
運転席以外の内張りの取り外し可 ダッシュボードの取り外し可 バンパー&オーバーフェンダ取外不可 |
左記に同じ
但しオーバーフェンダーは可 |
左記に同じ
但しオーバーフェンダーは不可 |
窓ガラス | フロントウインドーを除く窓ガラスを透明
な材質のものと交換可 ただし取付位置、板厚、形状の変更不可 |
左記に同じ | 左記に同じ |
エアロパーツ | 取付可 走行上危険でないもの | 左記に同じ | 左記に同じ |
ロールバー | 4点以上 | 左記に同じ | 左記に同じ |
シートベルト | 4点以上 | 左記に同じ | 左記に同じ |
消火器 | 取付が望ましい | 左記に同じ | 左記に同じ |
シリンダーブロック
ヘッドブロック ピストン&バルブ カムシャフト 他エンジン内部 |
変更.加工禁止 | 排気量が550cc以下で有れば自由 | 変更.加工禁止 |
キャブレター | 変更.加工禁止 但しジェット交換は可 | 1キャブであれば変更.加工は可 | 変更.加工禁止 但しジェット交換は可 |
エアクリーナー | 自由 | 左記に同じ | 左記に同じ |
オイルキャッチタンク | 取り付けること | 左記に同じ | 左記に同じ |
マフラー | 自由 但しボディー外側より出ないこと
EXマニホールトは不可 |
左記に同じ | 左記に同じ |
サスペンション | 自由 | 左記に同じ | 左記に同じ |
ブレーキ.クラッチ | 自由 | 左記に同じ | 左記に同じ |
ミッション.デフ | 変更.加工禁止 LSDは不可
ノーマルで付いている場合は取り外す |
左記に同じ | 左記に同じ
純正LSDが付いている場合は使用可 |
電気系統 | 自由 | 左記に同じ | 左記に同じ |
ライト類 | 通常通り使用出来ること
飛散防止テープを貼ること |
左記に同じ | 左記に同じ |
冷却系統 | 自由 | 左記に同じ | 左記に同じ |
タイヤ | 一般市販タイヤで165/13以下
但しボディーから出ないこと |
一般市販タイヤ サイズは自由 | 一般市販タイヤで165/13以下
但しボディーから出ないこと |
ホイール | 5.5J−13以下 | 自由 | 5.5J−13以下 |
その他 | 同一年式,同一型式以外のエンジン、
トランスミッション&デファレンシャルの 使用不可 |
同一年式,同一型式以外のエンジン、
トランスミッション&デファレンシャルの 使用不可 |