プチ★とぴっくす
WORK 水で使える「水電池」
スポイトで水を入れると使えるようになる「水電池 NOPOPO」を文具・事務機メーカーのナカバヤシが開発しました。未開封で約20年保存できて、災害時や非常用の備蓄品として利用できます。
単三形で、付属のスポイトを使って本体の穴に水を入れれば発電します。水を入れることで化学反応を起こして電池として機能する仕組みで、通常の乾電池は使っていなくてもわずかに放電しており、長期の保存の間に電池容量が減っていくが、水電池は水を入れなければ長期間の保存が可能です。
水分があれば発電できるので、ジュースやビール、唾液でも可能です。LEDライトの場合は電池1本で約5時間使用できて、電力が弱まれば、再び注水すれば数回繰り返し利用できます。
未使用時の重量は100本で1.5キロと、一般的な電池(100本で2.3キロ)より軽く、大量備蓄にも向いています。水銀などの有害物質も含んでおらず、使用後は不燃物として処理が可能です。
3本パックが630円、100本パック(単一/単二形電池変換アダプター付き)が2万790円で、8月下旬に発売の予定です。


TOPIX ピンぼけ「後から」修正カメラ
米Lytroが、「写真を撮った後で」ピントを合わせればいいという画期的なデジタルカメラを開発しました。このカメラは、画角内の全ての光線を記録し、後からピントを修正したり、写真内の好みの被写体にピントを合わせるといったことが可能になるとされ、同社サイトでデモ画像を公開しています。
通常のカメラのレンズでは、ピントが合う位置は常に1点です。しかし、この「light field camera」は、メインレンズで光をとらえた、センサーの前に配置した無数のマイクロレンズアレイを通過した光の方向をマイクロレンズごとに記録して、このデータをソフトウェアによって処理を行うことで、撮影した範囲の任意の点のピントを撮影後に再現できるといいます。このカメラが実現すれば、もうピンぼけになる心配がなくなる上、オートフォーカスの合焦時間の遅れにイライラすることもなくなります。
消費者が手軽に買える値段で、年内の発売を予定されています。



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