プチ★とぴっくす
WORK 白熱灯が消える!?
政府は、白熱灯の国内製造・販売を数年以内に中止し、蛍光灯へ切り替える方針を表明しました。これを受けて、一部のメーカーも白熱電球製造の中止を表明しています。
蛍光灯は温暖化対策に効果があり、全世帯が電球型蛍光灯に移行した場合のガスの削減効果は、家庭からの排出量の1.3%にあたる約200万tとなります。消費電力も少なく、白熱灯の5分の1です。
価格が白熱電球に比べて10倍以上するのがネックですが、寿命が長く、白熱灯の10倍持ちます。また、寿命が長いためランプ交歓の回数も少なくなり、省資源にもつながります。
温暖化対策・省エネ・省資源に効果がある蛍光灯ですが、点灯するまでに数秒の時間を要します。白熱灯はすぐに点灯するので、頻繁にスイッチを入り切りする場所の証明に向いています。また、白熱灯でなければ演出できない明かりもあります。
白熱灯は生産量が減りますが、完全になくなるわけではありません。場所によって蛍光灯と付け替えることで、上手に使い分けましょう。

TOPIX 「やる気」測定器
東芝から、集中力の高さやリラックスの度合いを脳波から測定できる機器が発表されました。
測定する方法は簡単で、ヘッドホン型の機器を頭につけるだけで、センサーが脳波のデータを読み取り、専用ソフトで分析すれば、集中力や緊張度をパソコン上でメーターやグラフにして表示できる仕組みです。
親が子供のやる気を確かめながら勉強に取り組ませたり、スポーツ選手が試合前に精神状態を安定させたりするために活用できるとのことです。
この機器をヘアバンド型にして、眠りの深さを調べられる医療装置も商品化が進められており、眠りが浅くて困っている人の睡眠障害の治療に役立つとされています。現在、病院で脳波を測定すると、長時間の検査の場合は費用が数十万になることもありますが、東芝は新装置の価格を数万円前後に抑える方針です。
5月発売予定で、価格は専用ソフト込みで2万円前後になる見通しです。
 



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