プチ★とぴっくす
2009.4
TOPIX ビールで健康!?
 お花見、歓送迎会など、毎夜のビールで「太ったー」なんて声をよく聞きます。
 しかし実際に、ビールで太る要因は、カロリーの高い唐揚げやフライドポテトなどのおつまみが原因だと言われています。
 ビールには、一缶当たり(350ml)約150kcalの熱量がありますが、このカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、血行の促進や体熱の上昇などに消費されるため、パンや米などのカロリーと比較すると、脂肪等になって身体に蓄えられることは少ないといわれています。また、ビタミンやミネラルが比較的豊富に含まれているため、適量さえ守れば、食品としても大変バランスの取れた飲料であるともいえるのです。
 そのビールの効用には、食欲増進、整腸作用、利尿作用などがあるといわれ、明治時代にはビールが薬として売られていたこともあったとか。
 欧米のホップの産地では、乾燥ホップを枕に詰めたものが、安眠枕として今でも使われているそうです。
 このように、様々な健康効果のあるビールですが、もちろん、飲む量や飲み方には注意が必要です。仕事の後の「プハーッ、うまい!」をいつまでも楽しむためにも、過度の摂取にはくれぐれもお気をつけください。

TOPIX 地方を活性化させるフィルムコミッション
全国各地の観光地では、景気の影響もあり、今までの宿泊客が減少して日帰り客が目立つようになっています。
 こういった中で観光産業を盛り上げているのが、フィルムコミッションです。フィルムコミッションとは、映画、テレビ、CMなどのロケーション撮影を誘致し、エキストラの確保など、ロケを支援するための公的機関で、多くは地方公共団体や観光協会などが組織しています。
 映画が公開されて、作品に出てくる名シーンとともにロケ地が有名になることで、新たな観光地として多数の人が訪れるようになり、地域経済の活性化や、観光の振興に大きな効果を上げています。
 徳島のフィルムコミッションである徳島県ロケーション・サービスが、映画やテレビドラマのロケーション誘致やそれに伴う支援活動を始めたのは、脇町ロケが行われた映画『虹をつかむ男』からで、『村の写真集』、『眉山』、『阿波DANCE』等に続き、今年9月末から放送のNHK連続テレビ小説『ウェルかめ』では、徳島県美波町がその舞台として選ばれました。
 徳島の大きな財産である美しい自然、そして文化がこのドラマを通じて大いに紹介されることが期待されます。



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