其の三十三

― 少し早い朝 ―

 いつもより、一時間早く目が覚めた。
こんな時間なのに、もう太陽が顔を出している。春だなー、ふぁあああーあ。

 少し肌寒いけれど、窓を開ける。洗濯機を回し、ふとんを畳む。たまった新聞紙をギューっとまとめ、資源ごみに出す。ご飯を炊いて、お湯を沸かして、その間に台所のシンクの掃除。

 はー……、気持ちいい。
テレビをつけると、ラジオ体操の時間だ。
よっしゃ、久しぶりに……
いっちにー、さんしー、ごーろく、しち。

 珈琲タイムで、やっと、いつもの起床時間になった。
 
 なんだか今日は、
いい一日になりそうだ。