今日から使える!ビジネス用語
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業態転換や新事業進出で企業の活力を取り戻す |
第32回 |
第二創業 |
低迷する本業の業績を打開するために、一から起業するつもりで新事業を立ち上げること。
その際、本業と全く関わりのない事業を始める場合もあれば、本業の技術や経験を生かして、今まで目を付けていなかった分野へ進出する場合もある。どちらの場合でも、新たな市場を開拓するという点では、リスクを負うが、ゼロからの創業に比べれば、資金繰りや、取り引きのノウハウを持っている点で、アドバンデージがあるといえる。
<例えばこんな会話で…>
「実は、会社の新年会で社長が、『今年我が社は、22第二創業をする!』と訓示したんだよ。だから驚きと不安がいっぱいでね…」
「不安になることないわ。今の時代、経営が悪化すると守りに入る会社が多いのに、あなたの会社の社長さんは、新たな挑戦をしようとしているんだから、頼もしいと思わなくっちゃ」
「ただ、初めての業種だから、やっぱり不安でね」
「今までの仕事で蓄積してきた経験、人脈、知恵があるじゃない。大事なのは、社長の覚悟を社員が共有して一丸となることよ」
「なるほど、なんだかやる気が出てきたよ。よ〜し、
早速、自分のできることから始めてみるよ」
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