今日から使える!ビジネス用語

第30回 データ サイエンティスト【 Data Scientist】
 インターネットの普及やコンピューターの処理速度の向上などにより脚光を浴びている「ビッグデータ」。それに伴い必要となってきているのが、データを分析し、有効に活用する能力を持った専門的な人材、すなわち「データ サイエンティスト」だ。明確な定義は無いが、一般にデータを統計的に分析し、IT技術を駆使し、ビジネスに有用な提案にまで昇華することができる人材のことをいう。ビッグデータ活用のために不可欠な存在なだけに、その育成は日本だけでなく、世界的な課題となっている。
<例えばこんな会話で…>
「大学生の弟に、今どんな仕事が注目されているか聞かれているんだ」
「それなら、データ サイエンティストという仕事を教えてあげたら?」
「なんだかすごくハードルが高そうな名前だけど…」
「簡単に言えば、データ分析のスペシャリストね。一般的になりつつあるビッグデータには欠かすことができない職種だから、IT企業はどこも育成を急いでいるそうよ。統計学を学ばないといけないのは、なかなかのハードルだけど、やりがいはあるだろうし、これからどんどんその存在価値が上がるでしょうね」
「なるほど…。大学生の弟に推めるより、僕が挑戦したくなってきたぞ!」




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