今日から使える!ビジネス用語

アイデアに共感した支援者から支援金を募る
第29回 クラウドファンディング
 インターネット上で資金提供者を募ることで、プロジェクトやアイデアを実現させるための資金調達を達成する方法。不特定多数の人に出資してもらうことからcrowd(大衆)ファンディングと呼ばれる。プロジェクトの内容としては、製品開発、ベンチャー企業への出資、ソフトウェア開発、アイドルの支援、映画制作、本の出版など様々なものが対象。アイデアを実現したい人の考えに共感した人から出資してもらうため、金銭やモノといった見返りを求めない「寄付型」の方式も生まれている。支援したい人の夢を皆で応援するような意味合いもあるため、新たな募金の形としても注目されている。

<例えばこんな会話で…>
「自信のある面白いアイデアがあるから、起業しようと思ってるんだ。そのために、まず製品を作って形にしたいんだけど、先立つものがなくてね…。銀行に融資を依頼するのもハードルが高そうだし、どうしたらいいかな?」
「だったら『クラウドファンディング』を利用するのはどうかな。インターネットを使って不特定多数の人たちから少しずつ出資を募るから、出資する側の負担も少ないし、何よりそのアイデアが本当に人の興味を引くものかどうかのチェックにもなるんじゃない」
「なるほど、なかなか合理的だね。
その新しい資金調達方法、試してみるよ」




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