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中央テレビ編集 


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IT、ICT、AI な話

◆ IT導入補助金、3次公募2次、採択結果が発表されています。
 11月になりました。いよいよ、秋本番というところでしょうか?来るべき冬の季節の到来を待ち、心、引き締めに係る、そんな時期なのだと思います。ご近所の郵便局さんからも、年賀状の予約の依頼もいただきました。昨年は、身内の喪中でもあり、年賀とは、縁のない生活でした。身内の不幸は、避けられない事象なのですが、やはり、心身にストレスをもたらすものでした。そんな時期も過ぎ、日常生活に還ることになるでしょう。今後とも、宜しく御願いします。
 さて、いろいろな方面で、論議を呼んだ、IT導入補助金の、3次公募2次締め切り分の採択結果の発表がなされました。次図の資料は、私のセミナーの一部ですが、累計で、約2万9千社です。3~5次締め切りも控えているので、結論的な言は避けたいのですが、大幅な見込み違いの補助金であったことは、間違いありません。予算の消化不足(消化率は30%は越えないでしょう。)になることは確実でしょう。「金額が低い」「補助率が低い」との制度設計のミスを指摘する趣きもありますが、もっと、本質的なところに問題があるように思えてなりません。採択結果の中身を見ても、ホームページ系が多くの割合を占めているという風評もあります。行政の皆さんも、推進に力を注いでおられました。その結果が消化不足ということであれば、施策立案担当部署の問題も浮上するかも知れません。
 かつて、J-SAASという取り組みが、ありました。多くの国家予算を投入し、結果は利用企業が殆ど無く、民間企業が事業を継承(引き取り)したものです。その際も、総括もありませんでした。立案部署の責任を問うつもりはありませんが、最低限の実績報告は納税者たる国民に示してほしいものです。



 次のチラシは、私が受任しているセミナーのチラシです。(先月号でも紹介しました。再掲です。)



 実施日は11月1日なので、読者の諸兄が、このコラムを見るころには、過去形になっている可能性が高いでしょうが、私のコンサルとしての根幹をなす部分です。何故、日本の社会はIT化が進まないのか?に応える理論の開陳のつもりでおります。興味のある方は、御声掛け下さい。一緒に、楽しく議論したいと思っております。内容の骨子をここで、簡便ですが、紹介させて下さい 。
① 今さら聞けないITの始め方
 このようなIT関連のセミナーでは、パソコンの使い方等から始めることが多いのですが、ビジネスモデル図から始めます。簡単なワークショップ的な時間も取りたいと思っております。
② 今こそ身に付けようITの進め方
 3本柱よりなっています。
● 業務アプリとは、どんなものか?どのように開発するか、どのように導入するか?
夫々のアプリ・パーツを組み合わせることで生産性の合理化が段階的に進むことを納得しましょう。
必要なIT関連の常識(リベラルアーツ)を身に付けましょう。
③ 今からでも間に合うIT導入補助金
 冒頭で紹介した議論です。最終締め切りは、11月19日です。今(11月上旬)からでも、何とか間に合います。

◆ 市民劇場の話。
 恒例の市民劇場例会紹介です。但し、このコラムを目にする頃には、例会が終わっている可能性があります。何と、今月の例会日は、月初に重なっているのです。入稿の計画ミスかも知れません。以後、留意しますので御容赦下さい。
 今回の劇団は、劇団NLTです。三島由紀夫も創設に関わっていたことで有名です。文学座よりの退団者が中心となって結成された劇団です。NLTの意味は、「Neo Litterature Theatre」、日本語では新文学座ということでしょうか?喜劇中心に興行されています。徳島では、2011年に林与一さん主演の『宴会泥棒~残りの人生をあなたと~』が上演されています。
 フランス風の笑いのセンスを身に付けたい方、何はともあれ笑いたい方、兎に角、笑いが欲しい方、必見の舞台です。




 念のため、今後の舞台スケジュールを見てみました。いづれも月内中旬以降の日程ですので、通常の入稿スケジュールで間に合いそうです。



http://www.nsg1998.org/stage/index.html より転載しました。

               (日出晴夫、中小企業診断。阿南市在住 https://www.facebook.com/haruo.hinode )